NANNCHATTENARSEMIMIの日記

母親としてまた娘としてそしてナースとして、、また一人の人間として様々なことを呟きます。

時間外労働とリスクと時は金なり

ナースのマニアックなお話、、過去の経験から

若かりし頃、、

大腿骨頚部骨折(大腿のつけ根の骨折)の術後に呼吸停止した患者さんをエレベーター内で蘇生をしたことがあります

 

夕方以降のお話です

私は日勤だったけど手術が長引いているとのことで残っていました

21時過ぎまで残り蘇生をし人工呼吸器を装着しました

そして残念なことにその後3時間後にお亡くなりになりました

 

その後、大腿骨頚部骨折の手術だったのになぜ亡くなるのか?ということで裁判になりました

手術中の血圧の管理に問題があり麻酔医と執刀医は裁判に負けました

また手術室のナースは裁判に立たされその後ナースをやめました

 

私はその裁判の時には次男の出産で産休に入っていました

 

裁判に呼ばれるかも、、とのお話もありましたが呼ばれることはありませんでした

 

それでもあの時の危機感は今でも忘れません

助けるために残業をしたけれど

焦点はそこではありません

 

本来なら日勤の勤務が終わり就業時間外のできごと

多くの時間従事するという事は

それだけのリスクを背負うということでもあります

 

夜間は手薄になるのでチームとして助け合うという事の他に

そんなリスクがあることも知っておかなければなりません

(と言ってもやむなしですが)

 

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ケアマネという資格をもっているという事もあり

アルバイト先の企業から声をかけて頂き

某事業を立ち上げたことがあります

東証一部上場企業の筆頭株主や元某大学教授や

某アナウンサーの奥様のご両親や、、

高所得者を対象にした施設内の事業です

 

バックボーンが建築業という事もあり医療従事者の私とは理念や方針の食い違いが多くありました

資格の違い保健師助産師看護師法や業務独占に関することも理解が得られず

人員の確保も困難でした

収入が得られなければ増員も難しく

当時は当然だと考えていました

朝7時前には現場に入り夜も24時頃までは書類作成や事務処理を行っていました

夜間や休日にも救急があれば現場へ行き

また看取りが必要な方がいれば慣れないスタッフに指導しながら勤務していました

 

お休みもなければ勤務時間も長く

管理者としてやるべき業務を必死にこなす日々でした

 

スタッフを整えないで利益を得ようとする

質のギャップを感じる職場での勤務は過酷でした

 

そもそも、、

ナースの法的な縛りを知らない経営者がナースを使うという事に問題があるのだと考えました

これは介護施設全般に言えることで

介護施設にナースが定着しない原因だとも言えると思います

リスク管理が出来ないことが原因です

 

そんな時に病院で勤務しながらアルバイトをしていた時の方が所得が多いことに気付きました

過酷でリスクを背負い残業手当もない

経営者が医療の知識が皆無に近くスタッフに求められることに無理がある。。

説明しても説明しても

多分、ナースごとき、、と思っていたのかもしれません

 

自分の人生の時間を考えました

私の時間はタダじゃない。。(笑)

お仕事以外に何もできない生活は自分に不利益だと考えました

お仕事だけが人生ではないですし。。

 

時は金なり

です

 

その職場で経験したことも多くあります

また介護施設の現状は、、

 

入居施設内の箱の中だけでは収入は決まってしまいます

施設外への事業拡大がなければ増収はできません

 

 そんな感じの状況、、、

退職時には数十万円の残業代をだしてくださいました

辞めないで欲しい、とも

 

でも、私がその職場にいても変わらないと考えました

職場にとっては都合の良い人間だったと思います

それは私自身にとっても施設にとっても不利益だと考え退職を決めました

 

ナースと言う職業はは遣り甲斐があり

またリスク管理をしながらやっていく職業なので

いかにリスクを減らす働きをするか,

想定できるか

 

リスクがあるからやらないではなく

体調管理をして集中力を維持し真面目に

当たり前のことを当たり前に

 

 そしてそうやっていくには現場の業務改善と意識改革が必要不可欠になります

人の人生に関わらせていただくお仕事だから様々なことを常に意識し改善しながらより良い環境を作っていく必要があると考えられます